COMPANY – 会社概要

創業時の登美屋の外観写真

登美屋の歴史 着物ゆかりの街 島田とともに 歩み続けて 一六〇余年—。

1850年(嘉永3年)東海道25番目の宿場町島田で、旅籠『登美屋』として開業。時代は大正へと移り、当時まだ着物や袴などの和服を纏う人が多かった中、先々代富岡亨は「洋服が主流になる!」と見極め、テーラー(仕立て)の修行を開始。1915年(大正4年)に注文紳士服店へ転業。昭和に入り、テーラー技術を着実に高め、「テレビの父」と呼ばれた高柳健次郎氏のオーバーコートやマントなどの洋服を仕立てるほどの実績を残す。そして、テーラー技術は代々受け継がれていき、近年では、テーラーの高い縫製技術を活かした着物リメイクの提供や、生活者ニーズに合せたリメイク雑貨などの商品開発を行っている他、「島田帯シャツプロジェクト」を立ち上げ、地元島田市の地域ブランドの構築にも注力している。

江戸時代、島田を流れる大井川は、政の中心江戸の防衛に加え、徳川家康の隠居城であった駿府城の外堀の役目を果たすため、架橋はおろか、船による渡し舟さえも厳禁とされた。このため、大井川は東海道屈指の難所とされ、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と詠われた。洪水の際は川留めとなり、大井川の渡川拠点の島田は宿場町として大いに賑わった。川留めはひと月に及ぶこともあり、旅人は着物などの所持品を質に入れ、宿代に当てたという。そんな歴史的背景から、島田には古くからタンスに眠る着物がたくさんあると言われている。

名称 株式会社テーラートミヤ(学生服販売)
TOBIYAN/登美屋(和雑貨販売)
所在地 静岡県島田市本通7-8376
創立 1850年(嘉永3年)
代表 富岡知生
取引銀行 静岡銀行、島田信用金庫
事業内容 着物を使ったオーダーメイド雑貨の仕立て屋
及び和雑貨卸販売

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